2015年7月4日土曜日

雨とうどん粉病2 ツーヤン・フェーウー

私は今日も仕事なのですが、
夕べの雨にやられたバラの枝や花柄を
出勤前に整理してから出掛けてきました。

バラの花は花弁が深く重なり合っているので
とっても雨を含みやすくて
想像するよりも遥かに重くなります。

特に房咲きをするニコロ・パガニーニは、
何本か新枝の根本から折れていました。

この季節は仕方が無いですね!


今日も薬を撒くことができず、
玄関先のピンク・グルス・アン・アーヘンに
うどん粉病が出始めています。

ということで今日もうどん粉病の話を…

うどん粉病は湿度が高くて雨が降っていない状態、
しかも気温が25度前後が一番罹り易いのです。

雨が降り続いて濡れた状態が続いている株は
以外と罹りにくいものですが、
これには明確な理由があります。

うどん粉病の胞子は空気中の湿気を吸って発芽しますが、
胞子が濡れた状態だと破裂してしまい
発芽できないからです。

雨を避けられるテラスや庇の下のバラが
うどん粉病に罹りやすいのはこのためです。



写真のバラは、5月のツーヤン・フェーウーです。

写真に写っているような青空が恋しい…

ツーヤン・フェーウーは一応チャイナ系という
分類をされているようですが諸説あるようです。

バラの分類は案外いい加減なものですよね!

大変花着きが良くて、
細い枝先にも繰り返し花が着きます。

木姿はやや横張りで、
枝が細いせいか繊細な感じがしますが、
大変鋭い棘がたくさん生えていて、
甘く見ていると痛い目に合いますよ。

花弁は見た目、何となく乾いた感じがして、
紙で作った造花のような印象がを与えます。

蕾は上を向いていますが咲くと下を向いてしまうので
鉢植えにしてちょっと高いところに置くと
見栄えがします。

香りは強い方ですが、
辺りに漂うという感じではありません。

うどん粉病には弱くて、
いつも悩まされています







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