農薬は長い時間を掛けて試験を繰り返し毒性の程度が確認されていますので、法に定められた適正な使用方法を守っていれば安全です。逆に第三者機関によって安全性が確かめられていない、内容・成分が明確でないものを農薬代わりに使う方が遥かに危険だと思います。過去にも農薬でないと言って販売していた製品に農薬成分が含まれていたとしてニュースになったことが何回か有りましたし、成分の詳細が明記されていないものを使うのは「怪しげな健康食品」を食べるのと一緒です。
天然由来のものが安心だというのも神話で、自然界には強力な毒物がいくらでもあります。フグ毒、カビ毒、ヘビ毒、キノコの毒に植物でもトリカブトや大麻とあげていたらキリがありません。
農薬であれば毒性があるという認識を持って手袋をしたりマスクをしたり散布後は良く洗浄をするのでしょう。しかし、農薬ではないと思えばそれなりの取り扱いをするでしょうから「実は人間への毒性が強い」と言った場合には大きな危険があることになります。
人間には毒性がなくて病害に効果があるものは非常に優れた農薬の候補であり、それが本当であれば農薬メーカーが飛びついて農薬としての登録をするはずです。そうすれば効能も歌えるし使う方も安心して使えます。当然ですよね。
無農薬栽培を否定するつもりはありませんが、農薬に変わる効果を歌うものを安易に信じて安易に使うのは止めた方が良いと思います。
【我が家のバラ】 ジャルダン・ドゥ・フランスは綺麗なサーモンピンクで花付きが良く、赤系のバラが多い我が家でもよく目立ちます。一つ一つの花はそれほど美しいわけでは無いのですが、一斉に咲いている様子は見応えがあります。ちょっとウドンコ病に弱いのと香りがほとんど無いのが欠点かなぁ。
写真上は5月、下は10月 ジャルダン・ドゥ・フランス
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